個人にも適用可能!ビジネス手法で自分らしさを見つける方法とは

自分らしく生きる。

職場選択する際、自分自身の価値観を大切にしている人も 増えていますよね。

では、自分らしさって なんでしょうか?

また、自分らしく生きるためには 何かをする必要があります。
ボーッとしていても、多分 得ることはできないですよね。

何をする必要があるのでしょうか?

こうしたことって、人生の節目の時に 誰もが考えると思います。

大学の専攻を決めるとき・職業を選択するとき・転職を考えるときは、結構 真剣ですよね。
人生の選択にもなるからです。

さて、どういう方法で考えますか?

お寺で自分自身を見つめ直す・旅に出て自分自身を見つめ直すなど 非日常を利用する方法もありますよね。

実は、ビジネスの手法も 個人に利用することができるのです。

今回は、ビジネス手法を活用して 自分自身の価値観を見つめる方法・そのために必要な行動を見つける方法について 紹介したいと思います。

いずれも 私自身が実際に使ってみた経験に基づきます。

自分自身の価値観を見つめるビジネス手法

個人に適用できるビジネス手法の基本は、見える化手法です。

今回は、2つ紹介します。

  • 問題解決手法:なぜなぜを繰り返す
  • 業務フロー:自分史、ライフイベント把握

以下、順番に説明します。

問題解決手法:なぜなぜを繰り返す

トヨタ式問題解決手法のひとつです。
真因を探す手法で 超有名なものですよね。

私にとっては、34年も使ってきた手法です。
特に意識しなくても、普通に使っているものです。

あなた自身に響く言葉ってありませんか?

響くということは、自分自身の根底に 何かがあるからです。

あなた自身が感銘を受けるシーン(ストーリー)ってありませんか?

感銘を受けるということは、自分自身の根底にある琴線に 触れているからです。

なぜなぜを繰り返し、掘り下げてみましょう。

私の事例でいうと、プロフェッショナルという言葉に 響きます。

そして、感銘を受けるシーンも プロフェッショナルに関係しています。

まだ他にもキーワードはあるのですが、それらを掘り下げていくと 最後には「自由」に結びつきます。

私の根底にある価値観は、「自由」なのです。

ビジネスとは異なり、自分自身の問題です。
深掘りは、事実ではなく感情です

心の中にある感情を 掘り下げていくのです。

業務フロー:自分史、ライフイベント把握

業務フローのアレンジ・バージョンです。

自分史は、過去・現在の振り返りです。

ライフイベント把握は、これから どんな生活がしたいか 将来の人生フローですね。

ビジネスで使う業務フローを あなたの人生フローとして考える手法になります。

過去から現在 そして未来へと流れの中で、あなた自身が大切にしてきたことを捉えます。

これも 事実ではなく、感情を捉えることが大切です。
あなた自身を見つめ直す機会になります。

自分史の作成方法・活用方法は 別投稿していますので、そちらを参照ください。
(下に投稿記事 記載します)

参考投稿記事:自分らしい価値観を見つける!自分史の作成方法・活用方法とは

また、蓄積してきた無形資産(知識・ノウハウ)も 同時に分析することもできます。
洗い出しして 整理しましょう。

今後 何が必要かを考えるために、活用することができます。

必要な行動を見つけるビジネス手法

自分自身の価値観を見つめるビジネス手法では、事実より感情と記載しました。

逆に、必要な行動を見つける方法は 感情ではなく事実です。

自分自身の価値観と現在の姿のギャップから、事実として何が必要かを あぶりだすことになります。

今回は、2つ紹介します。

  • ビジョン設定型問題解決手法
  • SWOT分析

以下、順番に説明します。

ビジョン設定型問題解決手法

ライフイベントにも関係しますが、将来の姿・あるべき姿を設定します。
そして、現状とのギャップを埋める手段を考えていく手法です。

あなたらしく生きる、あなた自身のビジョン・コンセプトを目標にすることになります。

ビジョン設定型問題解決の方法は 別投稿していますので、そちらを参照ください。
(下に投稿記事 記載します)

参考投稿記事:ビジョンへ近づき個人の成長を促す!ビジョン設定型の問題解決とは

あくまでも客観的に考えることです。

なりたい姿になるには、どんな能力が必要でしょうか?

そして、能力を身につけるためには 何をすべきでしょうか?

そして、事実 行動として実践することが最も重要です。

私自身の例でいえば、35歳頃から意識して行動してきました。

巨大企業に在籍していても 自由に仕事をしていました。
社内の人から「自由だね」って言われることは なかなか ないですよね。

SWOT分析

必要なことを どう実現していくか。

行動のアイデアを出すために活用できる分析ツールです。

内部環境である「強み」「弱み」 外部環境である「機会」「脅威」を、マトリックスに記載・分析するツールです。

結構 古典的な手法なのですが、ビジネスの世界で 今も使われています。

私も、実際に ビジネス検討では活用しています。

先ずは、現実を把握することから始まります。

そして、4つの事象の中の2つを組み合わせて アイデアを出すのが基本です。

機会を利用して、強みをさらに強化する。
弱み・脅威を逆に強みにする 逆転の発想などです。

但し、個人に適用する場合は アイデアを出す方向は 自分自身の価値観に基づきます。
そのために必要なことをあぶりだすのが 基本です。

図は、簡単な例になります。

強みである「話し好き」を 機会である「オンライン」で利用することにより、新型コロナ禍でも 無料で多くの人と接触し これはという人から 知識・ノウハウを吸収する。

弱みである「大勢が苦手」を 機会である「オンライン」で利用することによって、新型コロナ禍で 弱みを補強することが考えられます。

オンラインならば 直接会うこともないので、敷居が低いかもしれませんよね。
ガンガン発信するチャンスなのかもしれません。

まとめ

自分らしさって なんでしょうか?

そのために 何をする必要があるのでしょうか?

今回は、ビジネス手法を活用して 自分自身の価値観を見つめる方法・そのために必要な行動を見つける方法について 紹介しました。

自分自身の価値観を見つめる方法について、以下2つを紹介しました。

  • 問題解決手法:なぜなぜを繰り返す
  • 業務フロー:自分史、ライフイベント把握

事実ではなく、感情を捉えることに注視しましょう。

そして、必要な行動を見つける方法として 以下2つを紹介しました。

  • ビジョン設定型問題解決手法
  • SWOT分析

こちらは、感情ではなく 事実に注視します。


ビジネスには、運転資金の経費・収益・そして未来への投資があります。

個人も同じですよね。
生活費・貯蓄・そして将来への投資です。

つまり、個人にも 十分ビジネス手法は 活用できるのです。

尚、今回はビジネス手法の1つであるビジネスモデル策定手法については 紹介しませんでした。

ビジネスモデル策定手法については、書籍でいっぱい出ていますよね。

こういう書籍は、1回読んだら 使ってみることです。
あなた自身のことにも 十分応用することが可能です。

例えば、顧客をあなた自身に置き換えるなどです。

(2022/6/14 更新しました)