自分らしい価値観を見つける!自分史の作成方法・活用方法とは

(2022/6/2 更新しました)

40歳以上のあなた、自分史を作成してみませんか?

また、 人生のターニングポイントを迎えているあなたにも 作成することをオススメします。

振り返ることにより、再発見できることもあります。

自分自身の価値観を見つめる機会になります。

私は、定年退職した後に 自分史の作成をしてみました。
今後何をしようかと思い、少し過去を振り返ろうと思ったからです。

作成し始めると、いろいろなことが思い出されます。
そして、あらためて読み返すと 自分の大切にしてきた価値観に気づきます。

とても刺激的な作業だと思いました。
もっと若い時に 一度はやっていたら、もう少し違う人生になったのかもしれません。

今回は、そんな体験を含めて 自分史の作成方法・振り返り方法・活用方法について紹介したいと思います。

自分史作成の目的は 次に進むため

40歳を超えた辺りが、人生のちょうど中間点の年齢になります。
また、人生のターニングポイントを迎えている方も いると思います。

最近、自分らしさという言葉を よく聞くようになりました。

自分らしさって何でしょうか?

答えは、過去にあるのかもしれません。

少し立ち止まって、振り返ってみたら いかがでしょうか?

自分史というと エンディングノートを連想する人もいるのかもしれませんが、これは 過去への振り返りです。

そして、次に進むためにやる作業です。

人生の中間点、これからも たくさん やることがあります。
全然違う道が見つかるかもしれません。

ビジネスもそうですが、振り返り大切ですよね。

私が実践した自分史の作成方法

人生の節目、結構あるものです。

通常、小学生・中学生・高校生・大学生・会社時代で分かれますが、会社生活の中でも 異動した・昇進したなど節目があります。

その節目の中であったことを思い出しながら、作成していきます。
要は、人生の棚卸しです。

その頃のことを思い出しながら、「こんなことがあった」「こんなことを考えていた」などを 記載していくのです。

年表ではないので、事実だけ書いても 意味がありません。

その時の考え、気持ち も記載します

思い出すことの多くは、当時にあったイベント・事件でしょう。

人間の脳は、そうしたイベント・事件を中心に キーワードの体系として記憶されています。

ここを起点として、当時のキーワードを 脳から引き出していきます。
そして、その時どう感じ・どう考えていたのかも 思い出していくのです。

意外と面白い作業です。
そして、書きながら刺激も 受けます。

私の場合、1日でざっと順番に書き上げました。

書き終わった後は、なんか懐かしい そして 清々しい思いも味わいました。

作成した自分史を振り返る方法

作成した自分史を あらためて読み返してみましょう。

真っ先に気づくのは、人だと思います。

今までの人生で いかに多くの人が支えてくれたのか しみじみ感じることができると思います。
要は、人との出会いです。

私の場合も、人生のターニングポイントには 必ず人が支援してくれていました。

逆に言えば、人がターニングポイントにもなっています。

感謝しかないですよね。
あらためて感謝することも、自分史を作成する意義だと思います。

次に、自分自身の考え・感情に注目します。

考え・感情を表現しているキーワードを見つめてみましょう

同じようなキーワード、どの時代にも出てきませんか?

きっと、それが自分自身が大切にしてきた価値観(コンセプト)なのです

私の場合、「自由に」というキーワードが頻繁に出てきます。

小学生・中学生・高校生・大学生・会社時代 いずれにもです。

逆に、「自由に」というキーワードで 会社時代を思い出すと 確かに 私自身の行動が読み解けます。

こうして振り返ることにより、自分自身の価値観を 見つめることができると考えています。

次に進むための活用方法

自分史の作成は、自分という存在に あらためて気づく機会になります。

気づきは、自分の根底にある価値観です。
やはり大切にしたいですよね。

何となく 自分らしさって、こんなものかな とも感じます。

でも、気づきだけだと 書いて終わりになってしまいます。
これを未来に活かすことが大切です。

人それぞれ、あなた自身の人生の選択です。
正解はわかりません。

例えば、振り返りにより 自分の価値観に合う道を探すこともあると思います。

逆に、違うことへ挑戦することもあるのでしょう。
また、これからターニングポイントが 来るのかもしれません。

だから面白いのだと思います。

自分自身のビジョンを 描いてみましょう
ありたい姿・なりたい姿です。

そして、実現するためには アクションが必要ですよね。
選択したら、目標を決め 日々実践することです。

つまり、ビジネスでいうところのプロジェクトそのものですよね。

ビジネスの手法は、個人でも活用できます。

また、たまには作成した自分史 読み返してみることです。

私自身も、今も手元に置いてあって たまに読み返し しています。

日々の実践とのズレを確認することも、もう一度モチベーションを上げることにも 利用できると思います。

まとめ

自分史を作成する。

私自身は、退職後に 実践してみました。

そして、自分自身の価値観を見つめる良い方法だと実感しました。

今回は、私自身が実践した事例から 自分史の作成方法・振り返り方法・活用方法について紹介しました。

私自身は退職後に作成しましたが、実感として 人生の真ん中あたりで作成するのが良い と思っています。

また、 人生のターニングポイントを迎えているあなたにも 作成してみることをオススメします。

少し立ち止まって、振り返ってみたら いかがでしょうか?

そして、あなた自身のビジョンを描き 日々行動する。

自分らしい人生が見つかるかもしれません。