抜本的・本質的な変化を起こす!突破する企画構想を練るためのステップ
企画を考えるのは、面白いものです。
1個人からでも、明日のビジネスを生み出すことが可能です。
なぜなら、最初のアイデアは 先ずはたった一人から生まれるからです。
ならば、抜本的・本質的に変化を起こす 大きな企画を創りたいと思いませんか?
破壊力・突破力がある企画です。
今回は、私自身の経験から 抜本的・本質的な変化を起こす企画構想について 紹介したいと思います。
抜本的・本質的な企画構想とは
企画構想。
誰にでも機会はあります。
ただ単にやるかやらないか選択の問題です。
でも、誰かがやらなければ 何も変わりません。
抜本的・本質的な企画構想。
ビジョンに通じるもの、あるいは ビジョンそのものです。
ものごとを抜本的・本質的に変える何かを生み出します。
従来にない新たなこと・新たな視点・新たな問題解決です。
そして、抜本的・本質的な企画構想は 明日のビジネスを生みます。
以下に、抜本的・本質的な企画構想を行うための3つのステップについて紹介します。
- 問題を把握する
- コンセプトを考える
- 実現するための戦略・戦術を考える
抜本的・本質的な企画構想を行うための3つのステップ
以下、順番に紹介します。
問題を把握する
どの組織でも、問題は ゴロゴロ存在しています。
例えば、こんな事例ありませんか?
- 以前から変わらない意思決定の方法
- 環境が変化しているのに変わらない組織・業務
- 新たな仕事(製品・サービス)が全く増えていない組織
まずは、気づくことです。
そして、最初に問題だと気づくのは 直感です。
問題は意識していなければ 気づきません。
また、何が正常なのか自分自身がわかっていないと そもそも気づくこともないです。
業界の常識は世間の非常識 という言葉あります。
業界の知識は必要ですが、視点まで染まってはいけないです。
さて、様々な視点で現状を見てみましょう。
気づくことありませんか?
最初の気づきは 先ずは直感からくる疑問です。
こんなことやっていて良いのだろうか?意思決定間違っていないだろうか? 疑問から発生することが 多いです。
新たなチャンスに気づいた際も、こんなことできないだろうか? という疑問からですよね。
生じた疑問、少し考えてみましょう。
疑問を問題として捉えるのです。
そして、直感で気づいた問題を 深掘りします。
また、離れて 広い視点でも考えます。
この繰り返しにより、必ず根本的・本質的な問題を見つけ出すことができます。
また、感じた疑問 周囲に聞いてみるのも良いです。
理由不明のケース結構ありますよね。
例えば、
- 昔からこのやり方だった
- これで今まで成功してきた
- このやり方しかない
- 忙しいので考える時間がない
さらに、疑問深まると思います。
疑問が深まれば、行動あるのみです。
私が起こしたプロジェクトのほぼ全ては、この過程を通じて始めています。
コンセプトを考える
根本的・本質的な問題に気づきました。
さて、これを行動として 企画構想にしていきます。
ここで利用しているのが、私が紹介しているコンセプト思考です。
トップダウンから、本来あるべき姿を考え 描きます。
そして、ギャップを捉えます。
企画構想そのものは 1個人からのボトムアップですが、思考はトップダウンです。
根本的・本質的な問題の解決は、組織に大きな影響を与えます。
ボトムアップの積み重ねの思考では、解決に到達することはできないと考えています。
コンセプト思考については、以前の投稿を参照ください。
(下に投稿記事記載します)
注意点は、大きく捉えることです。
気づいた問題だけではなく、関連する問題も考えます。
問題は相互に依存しています。
根本的・本質的な問題の解決です。
AもBもCも解決する何かを考えましょう。
この根底に流れるものが コンセプトです。
そして、全てのコンセプトに共通するものが コアコンセプトです。
本来ありたい姿・あるべき姿を描き、根底に流れるコンセプトを考え抜きましょう。
納得いくまで 本来ありたい姿・あるべき絵を修正し、コンセプトを見つけ出します。
私の場合、ほとんど全ての場合で ありたい姿・あるべき姿を絵にしています。
最初は、紙に殴り書きます。
どうあるべきか・どうしたら良いか、ある程度見つけるまでは 紙の殴り書きです。
そして、ホワイトボード使います。
最終的に整理するためです。
ホワイトボードに書ける段階では、コンセプトの体系 ほぼできています。
少し余談になりますが、構想 説明の際にホワイトボードに書くと 共感が得やすいです。
説明の順番に書いていきますよね。
時間と空間共有しています。
そこで 体系的に説明すれば、理解が深まります。
その上、さらさら書けば 練られた構想だと人は感じるものです。
テクニックのひとつとして 参考にしてください。
実現するための戦略・戦術を考える
次に戦うための戦略・戦術を考えます。
目標は、何年でしょうか。
どれぐらいの期間で達成させたいのでしょうか。
今の時代、5年変わらなければ 危険ですよね。
ビジネスそのものが危なくなります。
大きな構想の場合、最初の1年目は 試行錯誤です。
2年目で、芽が出てきます。
3年目で、置き換わります。
私の経験からは、こうしたイメージです。
年数はともかく、このステップで動くことは間違いありません。
後、タイミングもあります。
これについては 別投稿したいと思います。
そして、戦略・戦術です。
戦略・戦術そのものは 個別案件になってしまうので、今回は 順番の考え方を紹介します。
コアコンセプト 1番の根底に関わる戦略・戦術は、最初から始めます。
そして、最初から最後まで継続します。
そして、各コンセプトに関する戦略・戦術は、できるものから始めます。
成果を出すことを優先します。
変わっていく過程を見せること大切です。
見せることによって、同調も反発も受けます。
反応があれば、適切なマネジメントもできます。
マネジメント視点での戦略・戦術も必要です。
最終的には、目標で記載したように 置き換えが必要です。
徐々に、仲間を増やしていくように設計する必要があります。
まとめ
企画を考えるのは、面白いものです。
抜本的・本質的に変化を起こす 大きな企画を創りたいと思いませんか?
今回は、抜本的・本質的な企画構想を行うための3つのステップについて 3つ紹介しました。
問題を把握する
まずは、気づくことです。
最初の気づきは 先ずは直感からくる疑問です。
生じた疑問、少し考えてみましょう。
疑問を問題として捉えるのです。
そして、直感で気づいた問題を 深掘りします。
また、離れて広い視点でも考えます。
この繰り返しにより、必ず根本的・本質的な問題を見つけ出すことができます。
コンセプトを考える
トップダウンから、本来ありたい姿・あるべき姿を考え 描きます。
そして、ギャップを捉えます。
注意点は、大きく捉えることです。
気づいた問題だけではなく、関連する問題も考えます。
根本的・本質的な問題の解決です。
AもBもCも解決する、根底にあるコンセプトを考えましょう。
本来ありたい姿・あるべき姿を描き、根底に流れるコンセプトを考え抜くことです。
実現するための戦略・戦術を考える
戦略・戦術の順番について紹介しました。
コアコンセプト 1番の根底に関わる戦略・戦術は、最初から始めます。
そして、最初から最後まで継続します。
そして、各コンセプトに関する戦略・戦術は できるものから始めます。
成果を出すことを優先します。
最終的には、置き換えが必要です。
徐々に、仲間を増やしていくように設計する必要があります。
抜本的・本質的な企画構想、大きなプロジェクトになります。
でも、明日のビジネスには 必須です。
誰かがやるだろう、待っていては何も変わりません。
気づいたあなたが行うのです。
企画は面白いものです。
そして、企画が実現していく過程は もっと面白いです。
いろんな企画に挑戦してほしいと思います。
(2022/4/9 修正投稿しました)
参考投稿記事:抽象化と具体化を繰り返す!コンセプト思考とはアイデアを引き出す手法