視点を拡げ本質を見つめよう!ビジネスの場に新たな価値を生み出す方法

ビジネスチャンス どこにあるでしょうか?

ものごとの本質は、時代によって変化します。
そして、ビジネスでは、視点の広さが重要です。

視点を変えるだけで、ものごとの本質は 変わってきます
そして、本質が変われば 新たなコンセプト(アイデア)を見つけることができます。


ビジネスの世界では、ものごとの本質は、辞典で調べることとは 違います。
時代の変化を捉え、自らのビジネスの本質を 思い巡らすことです。
正解は ありません。

ものことの本質は、時代によって変わります。

例えば、馬。
かつては 移動の手段・重労働の担い手でしたが、今では、ほとんどサラブレッドです。
足の細い競走馬ですよね。
そして、全く異なるビジネスになっています。

今回は、ものごとの本質を見つめることによって ビジネスの場に新たな価値を生み出す方法について 紹介したいと思います。

また、そのために必要な視点を拡げる方法についても触れたいと思います。

本質を捉えることとは

例えば、私は今、大型モニターを見ながら、この投稿を書いています。
モニターは、映すものです。
正確に映して、作業を援助するものでしょうか。

一方、他にも一杯の役割があります。
ニュースであれば、情報を提供するものでしょうか。
動画であれば、感動も与えてくれたりします。

モニターは、生活に潤いを与えるもの という定義もできます。
そうすれば、いろいろアイデア出てきますよね。
快適な作業空間を創ること も考えられます。

そうであれば、解像度をあげることだけが、モニターの役目ではなくなります。
一杯端子を設定して、後は映すだけではないですよね。

事実、メタバースの世界になれば、従来のモニターという概念ではなくなります。
単なる映すものというよりは、ユーザーインターフェースの主役になるのかもしれません。

視点を変えるだけで、ものごとの本質は変わってきます

本質を捉えるということは、ビジネスでは 真の正解を探すだけではないのです。
ここが、ビジネスの場で「本質を捉える」ことの大切な意義だと思っています。

また、ビジネスには、ミッションがあると思います。
ミッションによって、ビジネスで提供する価値が決まっています。

例えば、ネジ(ボルト)を提供しているビジネス。
「ネジを通して ものを接合し、新たな価値を創造することに貢献する」というミッションだとします。

ネジによる接合によって、強固な建築物になります。
エンジンも 各部品をネジでで固定することによって機能します。
多くの価値を創造してきたと思います。

でも、ものを接合するのは、ネジだけではありません。
ものを接合することがビジネスの本質と考えれば、接着剤もビジネスとなります。

ビジネスで提供する価値は、視点を変えることによって 見直すことができるのです

激動の時代です。
テクノロジーの進化も かつてないほど早いです。

変化を捉え、ビジネスの本質を見つめ直し 変えていくことも 重要なことだと思います。

本質から コンセプトは生まれる

世の中変化しています。
本質も変わっていくものです。

本質を捉えれば、ものごとの見方が 一気に変わります。

先ほどのネジの例でいえば、ものを接合することをビジネスの本質としました。
ネジは手段のひとつです。接合と捉えれば、手段はたくさんあります。
そして、既存を突破するコンセプトも出てきます。

ものごとの本質を見つめる。

社会・未来・お客様・自分自身にとって、なんであるのか いろいろな視点で考える
新たなコンセプトは、ここから生まれると考えています。

コンセプトの策定方法について、以前に投稿しました。
そこで、5〜10年先の絵を描くことを提案しています。
(下に投稿記事記載します)

ここで説明した方法は、時代の変化を捉えて ものごとの本質を見つめ直す方法でもあります。
将来の絵を通して、現在提供している価値とのギャップに気づくことができます。
そして、コンセプトを生み出します。

私は、こうして生まれたコンセプトから ビジネスチャンスはやってくるのでは と思っています。
ものごとの本質を捉えることの意義でもあります。

本質を見極めるための視点

本質を見極めるために視点を変えることを記載しました。
ビジネスで考える視点を、以下3つ紹介したいと思います。

  1. 手段ではなく 本当の価値は何かを考える
  2. 垂直方向(深掘り)で考える
  3. 水平方向で考える

手段ではなく 本当の価値は何かを考える

あなたのビジネスが提供する本当の価値はなんでしょうか?

さきほどのネジの例は、手段から 本当に提供している価値に視点を変えています。

少しだけ手段を外して見ましょう。
そこから見えるものもあると思います。

垂直方向で考える

一方で、手段も重要な価値です。
手段を徹底的にこだわることから生まれるものもあります。

ネジを極める。
絶対に緩まないネジ(ボルト)を開発したビジネスありましたよね。

水平方向で考える

業界の枠を超えることです。
提供する価値は、業界内に留まるものでしょうか?

あまりにも抽象的ですが「お客様の笑顔のために」ならば、業界関係ないですよね。

実際には もっと絞る必要がありますが、その業界だけでしかできないことは 今やほとんどないと思います。

規模の経済は、コモディティー化されたものだけになるのではないでしょうか。
コモディティー商品・サービスで、もはや勝負はしないですよね。

今は、本当に価値のあるものが 選択される時代です。

本質を見極める視点を増やすには

世の中には、この手の書籍いっぱい出ていますよね。
書いてあることは、それほど変わりがありません。
私自身も、多分、同じことを書きます。

経験(実体験)

フレームワークとして、視点をいくつか提供することはできます。
前述した「本質を見極めるための視点」も、フレームワークのひとつです。
それでも、実際には、もっと多くの視点で考え、見つめています。

視点の多さ・広さ
やはり、経験です

それも、自分自身の実体験が、もっとも意味があります。
達成感を味わったり、挫折を味わったり、助けてもらったり、裏切られたり、そういう経験が、感受性を鍛えます。

少しでも、こういう経験を積んでください、これしか言うことはありません。

機会を創る

経験を積む機会を、自ら創るということです。
同じ場所にいるのではなく、違う世界を知ることです。

私自身の経験でいえば、学生時代・会社時代で、いろいろな機会を創ってきました。
学生時代は、大学にも行かず、いろいろな仕事(私の場合 バイトではない)を経験しています。
いろいろな人にも出会っています。
会社生活でも、会社の中だけではなく、他の職種の人たちと 交流もしていました。

機会は、自分自身で創ることができます

新型コロナの中、困難な局面ではありますが、いろんな人がいること、いろんなビジネスがあることを知って、体感する。
大切なことだと思います。

考えることを習慣化する

実体験する・機会を創ること 大切です。
ただ、何も考えないで実践しても、視点は鍛えられません。

やはり、問いを立てること必要だと思います

なぜ?どうして?が、感受性を高めます。

また、問いを立てることができるのは、今のところ人間だけです。
AI・ロボットには できません。

代替されないためにも、習慣化すること大事だと思います。

まとめ

今回は、ものごとの本質を見つめることによって ビジネスの場に新たな価値を生み出す方法について、紹介しました。

ものごとの本質を捉える。
視点を変えるだけで、ものごとの本質は 変わります
特に、ビジネスの場では、大切な考え方です。

ものごとの本質を見つめる。
社会・未来・お客様・自分自身にとって、なんであるのかいろいろな視点で 考える
新たなコンセプトは、ここから生まれるものです。

そして、こうして生まれたコンセプトから ビジネスチャンスはやってきます。

本質を見極めるための視点について、以下3つ紹介しました。

本質を見極めるための視点

  • 手段ではなく 本当の価値は何かを考える
  • 垂直方向(深掘り)で考える
  • 水平方向で考える

また、本質を見極める視点を増やすことについても触れました。

視点を増やすためには

  • 実体験という経験
  • 機会を創る
  • 考えることを習慣化する

ビジネスの世界では、ものごとの本質は、辞典で調べることとは違います。
時代の変化を捉え、自らのビジネスの本質を 思い巡らすことです。

正解はありません。
だからこそ、新たなビジネスチャンスにつながるのだと思います。

今回は、私自身の事例は入れませんでした。
そもそもほとんど全ての事例で、今回の作業を実施しています。
事実、本質を問うことで アイデアは生まれています。

参考投稿記事:コンセプト思考とはアイデアを引き出す手法

参考投稿記事:私のビジョン策定方法:5〜10年先の絵を描く