視点を変えて本質を捉える!新たなアイデアを生み出す方法

(2025/3/19 更新しました)
ビジネスチャンスは どこにあるでしょうか?
ものごとの本質は、時代によって変化しますよね。
変化する本質を捉えるには、視点の広さが重要です。
そして、視点を変えて本質を捉えることによって、新たなアイデアを見つけることができます。
今回は「本質を見つめることによって ビジネスの場に新たな価値を生み出す方法」について紹介します。
また、そのために必要な「視点を拡げる方法」についても触れたいと思います。
私自身がアイデアを出すために実践していた経験に基づいています。
視点を変えることがアイデアにつながる理由

視点を変え本質を捉えることの意義
例えば、私は今 大型モニターを見ながら、この投稿を書いています。
モニターは、映すものです。
辞書で調べると「文字や図形、グラフィック、動画などを表示する装置のこと」ですね。
ビジネスで言えば、作業を援助するものでしょうか。
一方、他にも一杯の役割があります。
ニュースであれば、情報を提供するものでしょうか。
動画であれば、感動も与えてくれたりします。
モニターは、生活に潤いを与えるもの という定義もできます。
そうすれば、いろいろアイデア出てきますよね。
快適な作業空間を創ること も考えられます。
そうであれば、解像度をあげることだけが、モニターの役目ではなくなります。
いっぱい端子を接続して、後は映すだけのものではないですよね。
事実、メタバースの世界になれば、従来のモニターという概念ではなくなります。
単なる映すものというよりは、ユーザーインターフェースの主役になるのかもしれません。
生活の場になる可能性さえあります。
視点を変えるだけで、ものごとの本質は変わってきます。
本質を捉えるということは、ビジネスでは 真の正解を探すだけではないのです。
ここが、ビジネスの場で「本質を捉える」ことの大切な意義だと考えています。
また、ビジネスには、ミッションがありますよね。
ミッションによって、ビジネスで提供する価値が決まっています。
例えば、ネジ(ボルト)を提供しているビジネス。
「ネジを通して ものを接合し、新たな価値を創造することに貢献する」というミッションだとします。
ネジによる接合によって、強固な建築物になります。
エンジンも、各部品をネジで固定することによって機能します。
多くの価値を創造してきていますよね。
でも、ものを接合するのは、ネジだけではありません。
ものを接合することがビジネスの本質と考えれば、接着剤もビジネスとなります。
ビジネスで提供する価値は、視点を変えることによって 見直すことができるのです。
激動の時代であり、テクノロジーの進化も かつてないほど早いです。
変化を捉え、ビジネスの本質を見つめ直し 変えていくことも、重要なことだと思います。
捉えた本質からアイデアは生まれる
時代の変化により、本質も変わっていくものです。
本質を捉えれば、ものごとの見方が 一気に変わります。
先ほどのネジの例でいえば、ものを接合することをビジネスの本質としました。
ネジは手段のひとつです。
接合と捉えれば、手段はたくさんあります。
そして、既存を突破するアイデアも出てきます。
ものごとの本質を見つめる。
社会・未来・お客様・自分自身にとって「それは なんであるのか」いろいろな視点で考える。
新たなアイデアは、ここから生まれると考えています。
また、ここで説明した方法は、時代の変化を捉えて ものごとの本質を見つめ直す方法でもあります。
将来の姿を通して、現在提供している価値とのギャップに気づくことができます。
そして、アイデアを生み出します。
私は、こうして生まれたアイデアから ビジネスチャンスはやってくるのでは と考えています。
ものごとの本質を捉えることの意義でもありますね。
本質を見極めるための視点を広げる方法
本質を見極めるために視点を変えることを記載しました。
ビジネスで考える視点を、以下3つ紹介したいと思います。
- 手段ではなく 本当の価値は何かを考える
- 垂直方向(深掘り)で考える
- 水平方向で考える
手段ではなく 本当の価値は何かを考える
あなたのビジネスが提供する本当の価値はなんでしょうか?
さきほどのネジの例は、手段から 本当に提供している価値に視点を変えています。
少しだけ手段を外して見ましょう。
そこから見えるものもあると思います。
垂直方向で考える
一方で、手段も重要な価値です。
手段を徹底的にこだわることから生まれるものもあります。
ネジを極める。
絶対に緩まないネジ(ボルト)を開発したビジネスありましたよね。
水平方向で考える
業界の枠を超えることです。
提供する価値は、業界内に留まるものでしょうか?
あまりにも抽象的ですが「お客様の笑顔のために」ならば、業界関係ないですよね。
実際には もっと絞る必要がありますが、その業界だけでしかできないことは 今やほとんどないと思います。
また、他の業界を参考にする方法もあります。
例えば、製造業の品質管理手法を自社のサービスに持ち込んでみる、製造小売業を検討してみるなど、考えるネタは いっぱいあると思います。
この先 規模の経済は、コモディティー化されたものだけになるのではないでしょうか。
コモディティー商品・サービスでは、大企業でもない限り もはや勝負はできないですよね。
今は、本当に価値のあるものが 選択される時代です。
本質を見極める視点を増やすには
世の中には、この手の書籍いっぱい出ていますよね。
私自身の経験も、多分同じだと思います。
経験(実体験)をいっぱいする
フレームワークとして、視点をいくつか提供することはできます。
前述した「本質を見極めるための視点を広げる方法」も、フレームワークのひとつです。
それでも、実際に私自身は、もっと多くの視点で考え見つめています。
視点の多さ・広さ。
やはり、経験です。
それも、自分自身の実体験が、もっとも意味があります。
達成感を味わったり、挫折を味わったり、助けてもらったり、裏切られたり、そういう経験が、感受性を鍛えます。
少しでも、こういう経験を積んでください。
自ら機会を創る
経験を積む機会を、自ら創るということです。
同じ場所にいるのではなく、違う世界を知ることです。
書籍では「コンフォートゾーンから抜け出せ」と書いてありますよね。
私自身の経験でいえば、学生時代・会社時代で、いろいろな機会を創ってきました。
学生時代は、大学にも行かず、いろいろな仕事(私の場合 バイトではない)を経験しています。
いろいろな人にも出会っています。
会社生活でも、会社の中だけではなく、他の職種の人たちと 交流もしていました。
機会は、自分自身で創ることができます。
世の中いろんな価値観を持った人がいること、いろんなビジネスがあることを知って体感する。
大切なことだと思います。
考えることを習慣化する
実体験する・機会を創ること 大切です。
ただ、何も考えないで実践しても、視点は鍛えられません。
やはり、問いを立てること必要だと思います。
なぜ?どうして?が、感受性を高めます。
また、問いを立てることができるのは、今のところ人間だけです。
AI・ロボットには できません。
代替されないためにも、習慣化すること大事だと思います。
まとめ
今回は「本質を見つめることによって ビジネスの場に新たな価値を生み出す方法」について紹介しました。
ビジネスの世界では、ものごとの本質は、辞典で調べることとは違います。
時代の変化を捉え、自らのビジネスの本質を 思い巡らすことです。
正解はありません。
だからこそ、新たなビジネスチャンスにつながるのだと思います。
今回は、私自身の事例は入れませんでした。
そもそも ほとんど全ての事例で、今回の作業を実施しています。
事実、本質を問うことで アイデアは生まれています。
今回「本質を捉えてアイデアを出す方法」について紹介しましたが、実際にアイデアを出すには「書くこと」が重要です。
以下の記事では「書く思考整理術」について紹介していますので、ぜひこちらも併せて読んでみてください。
投稿記事:書く思考法で直感を鍛える!紙とペンで始める思考整理術