「とにかく書く思考整理術」を紹介!書くを習慣化しよう
思考を整理する時、先ずは頭の中で「う〜ん」って考えていませんか?
思考の整理って、結局は ものごとを体系的・構造的に捉えるために行っている行為です。
だとしたら 最終アウトプットは、体系的・構造的に書くことですよね。
頭の中から、いきなり書くことなんて 普通はできません。
出てきたとしても、先ずはイメージです。
そして、そこからブラッシュアップしていくのが普通だと思います。
今回は、私自身が実践している「とにかく書く思考整理術」について 紹介したいと思います。
また、習慣化についても 触れたいと思います。
課題・問題点をとにかく書く
ビジネスの思考整理であれば、課題・問題点が起点ですよね。
先ずは、思いつく課題・問題点を とにかく挙げて書くのです。
ヒアリング結果があれば、それも追加します。
重複していると思っても、先ずは書きます。
そうすると、何となくグループが見えてくるようになります。
重複していても書くと言ったのは、グループを考える際のヒントになるからです。
例えば、関係部署・自分の業務・インフラ・組織に分けられるかも と気づいたとします。
そうしたら、もう一度 各グループ毎に課題・問題点を書きましょう。
自分自身が整理するためなので、全て写す必要はありません。
キーワードで十分です。
そして、ここで思考するのです。
尚、ビジネスモデルにも適用できます。
視点を、お客様の課題・問題点に置き換えることです。
思考で課題・問題点の関係を書いて考える
思考を整理する必要がある課題・問題点は、単独では発生はしていないと思います。
単独ならば、そもそも思考を整理する必要ないですよね。
自分の業務であれば、さっさと改善すれば良いだけです。
前ステップでグループ分けしました。
次に、その関係を線で結んだり 上下関係をつけたり 関係を見ていくのです。
関係は、キーワード単位です。
線で結んだりしていると、関係が ぐしゃぐしゃになってくることがあります。
その場合が、グループ分けが間違っています。
キーワードの設定が間違っている場合もあります。
多分、作業の途中で 気づくと思います。
再度グループ分けをして書きましょう。
これを繰り返すのです。
やがて直感的に体系・構造がわかる
繰り返し書いて思考をしていると、ある時 突然にひらめきます。
ここの説明は とても難しいです。
なんせ ひらめき相手です。
繰り返し書いていると、だんだん整理されていきますよね。
すでに、かなりの部分で体系的・構造的になっていると思います。
でも最後は、「あっ、こいうことかあ」という直感なのです。
そして、この時には 簡単な絵で説明できるレベルになっています。
アイデアも、次々と出てきます。
〜 考えるな、感じろ 〜
ブルースリーの映画のワンシーンにあった名セリフです。
私も、最後は「感じる」です。
多分、自分のビジネスを知っているからこそくる 直感なんだと思います。
でも、最後の直感も それまでに いっぱい書いた結果出てくるものなのです。
書くことを習慣化する
書くという作業、あんまり慣れていないと思います。
今は、いきなりパソコンに打ち込むことが一般的ですよね。
でも、今回の作業 何度も書き直しがあります。
それに、思考しながら書いていきます。
たくさんの課題・問題点があれば、全体を見ながら思考・書きます。
なので、パソコンでは 難しいと思います。
私の場合は、失敗したコピー用紙の裏を使って 何十枚は 普通に書いています。
要は、わかるまで書き続けています。
何からでも良いので、書くことを始めてみましょう。
ちょっと問題点を思いついたら、先ずは書いてみるのです。
「先ずは」というのが重要なポイントです。
習慣にする第1歩ですよね。
それと、私からのオススメが ひとつあります。
それは、万年筆を使うです。
私は、常に万年筆を使っています。
黒用・赤用の2本です
ボールペンって筆圧が必要ですよね。
書いていると疲れてきます。
作業に余計な負荷がかかります。
万年筆は、さらさらと書けます。
また、さらさらと書いている自分が賢く思えるという効果もあります。
ぜひ 使ってみたらと思います。
まとめ
今回は、私自身が実践している「とにかく書く思考整理術」について 紹介しました。
- 課題・問題点をとにかく書く
- 思考で課題・問題点の関係を書いて考える
- やがて直感的に体系・構造がわかる
何からでも良いので、先ずは書くことを始めてみましょう。
「先ずは」というのが 重要なポイントです。
そして、書くことを習慣化しましょう。