実務ベースで伝える!企画力を向上するためのステップと実践方法とは

企画力向上させたいと思いませんか?

企画書の書籍 いっぱい出ていますよね。
でも、それだけで 向上するものではありません。

やはり、経験は 必要です。

一方で、企画は 企画部署が行うものと思っていませんか?

実は、普段から 誰もが行っています。

少し考えてみてください。

自分の担当業務で、改善って やっていますよね。
例えば、やり方を少し変えてみようといったことです。

それって 企画です。

ただ単に、企画と実行との時間差がないだけ・範囲が狭いだけです。

これからビジネスモデルの競争になっていきますよね。
ビジネスモデルは、業務のやり方そのものです。

であれば、業務をしている誰もが 企画者になることが求められると思います。

今回は、実務ベースから 企画力を向上するためのステップと実践方法について 紹介したいと思います。

企画力を向上させるステップと実践方法

今回は、以下3つのステップで紹介したいと思います。

  • 業務上のミスや後悔は 必ず改善企画を立てること
  • 業務全般をスルーで把握し 改革企画を立てること
  • タイミングを見極め 抜本的変革の企画に挑戦すること

企画力を向上させるためには、日頃から意識し 行動を継続することが大切です。

確かに③のビジネスモデルを変えるような抜本的変革は、舞い降りてくることもあります。
それでも、やはり業務を知る必要はありますよね。

紹介する3つは、業務を知る過程の順に 実践できることを挙げています。

業務上のミスや後悔は 必ず改善企画を立てること

ミスが発生した場合は、再発防止を行っていると思います。

なので、後悔の方が 大切な経験なのかもしれません。

  • あの時、こうしておけば良かった
  • もっと早く気付けば良かった

業務をやっていると、こういうケース結構ありますよね。

特に、担当になった当初は まだ業務の知識も不足しています。

この経験は、とても大切です。
次は、違うやり方を企画して 試してみましょう

業務は、単独では存在していないです。
必ず前後工程があります。

前後工程も含めた改善の企画を立てましょう。
そして、実行するのです。

また、廻りに企画の上手い人 いますよね。
相談してみましょう

「こんなこと聞いたら なんてレベルが低いんだと思われるかも」と心配するのかもしれません。

でも、心配することはありません。

企画の上手い人も、かつては 同じだったのです。

なので、ほとんどの場合 真摯に聞いてくれます。
そして、異なる視点を 教えてくれます。

企画の上手い人は、視点が広い人です。
アドバイスをもらうだけでも、必ず成長につながります。

ぜひ、相談してみてください。

さて、体制としては チーム活動レベルでしょうか。
数名で行うことになると思います。

資料としては、改善内容がわかるものを 準備する程度だと思います。
ホワイトボードでも 十分でしょう。

ただ、できれば 資料は作成することをオススメします。
作成する練習になります。

資料作成も経験であり、作成するほど 論点を明確にする書き方を身につけることができます

こうした改善の繰り返しによって、業務の知識・ノウハウを向上させることができます。
視点も広がっていきます。

そして、関係者・関係部署との きずなも築けます。

当然、改善企画のレベルも 上がっていきますよね。

また、次の業務改革の礎にも なっていきます。

少しだけ私の会社時代の事例を振り返ると、実は業務上のミスや後悔が根幹です。

ビジネスモデル変革やブランド戦略など抜本的な改革を実施していますが、全ての起点は ここにあります。

やはり初心で 重要なんですよね

業務全般をスルーで把握し 改革企画を立てること

業務を2・3回ほど経験すれば、関係部署含めた全般が見えてくると思います。

前述した改善を繰り返していれば、知識・ノウハウも蓄積されているはずです。

この状況になれば、多くの矛盾に気付くのではないでしょうか?

  • もっと早くに決定すれば、納期ギリギリにならないのに
  • 同じようなやりとりを何回もしているなあ
  • この業務必要なんだろうか
  • 工程の順番 間違っていないだろうか
  • 改善ベースでは、解決にはつながらないなあ

私がいたような大会社でも、いっぱい見つかるものです。

これらを企画し、改革しましょう。

改革なので、以下2つを考え 企画することが必要です。

  • 1つではなく複数の問題を解決する
  • 組織内の抵抗が必ず生まれることを考慮する

また、実践方法を考えるにあたり 以下3つに層別することを オススメします。

  • 早期に実現できるもの
  • 時間をかけて順次変えていく必要があるもの
  • 本質的であり 抜本的に変える必要があるもの

①は、とっととやるべきですよね。

③は、次の見出しで記載するタイミングまで待った方が良いと思います。

②は、戦略と戦術を検討することになります。
ロードマップも必要ですよね。

改革レベルの体制になると、もうプロジェクトレベルでしょうか。
デジタル技術を活用するならば、予算確保も必要です。

プロジェクトリーダーとしてメンバーを集め、プロジェクト構想書を作成しましょう

プロジェクトリーダーの経験は、企画者としてのレベルを 格段に向上させると思います。

タイミングを見極め 抜本的変革の企画に挑戦すること

面白いもので、必ず抜本的変革ができるタイミングは やってきます。
時代の要請なんでしょうね。

私の会社時代も、5年サイクルぐらいで タイミングはやってきました。
デジタル技術を使った開発とか 新ブランドの立ち上げなどです。

このタイミングこそが、今まで溜めてきた企画を 一気に開花させるチャンスです。

ここに至るまでに、多くの企画 実践していますよね。
ノウハウも経験も 積んでいるはずです。

そして、関係部署とも 良好な関係を築けていると思います。

要は、企画者として ある程度認められる存在になっていると思います。

挑戦しましょう

抜本的変革なので、構想(思考)は トップダウンアプローチです。
ビジョンから落としていく必要があります。

冒頭に企画書の書籍について記載しましたが、多くは このステップで活用できます。
書籍に記載しているツールは、一度は使ってみましょう。

このレベルになると、体制は 完全にプロジェクトです。

他部署のメンバーも必要でしょう。
予算の確保も必要です。

プロジェクト構想書で、トップマネジメントから Goサインをもらいましょう。

まとめ

企画力を 向上させる。

今回は、実務ベースから 企画力を向上するためのステップと実践方法について 紹介しました。

企画力の向上のためには、業務の知識が必要です。

そして、やはり経験も必要なのです。

今回は、業務を知る過程の順に 実践できることを 以下3つのステップで紹介しました。

  • 業務上のミスや後悔は 必ず改善企画を立てること
  • 業務全般をスルーで把握し 改革企画を立てること
  • タイミングを見極め 抜本的変革の企画に挑戦すること

結局は、日頃から意識し 行動を継続することが大切なんだと思います。

そして、もうひとつ。

初心は 大切にしましょう。


今回は、各手法については 記載していません。

手法について知りたい方は、カテゴリー:3つのビジネス手法 を参照してください。

(2022/6/16 更新しました)