個の力を磨く!自己研鑽をマイプロジェクトとして実践する方法とは

「個の力」すっかり定着してきました。

そして、テームで問題解決する力も 必要です。

自己投資 大切ですよね。

今回は、私の経験した時代の変化を踏まえて 自己研鑽を自分自身のプロジェクトとして実践する方法について紹介したいと思います。

私の経験した時代の変化

私の学生時代に流行っていた専門領域を振り返ってみます。

私自身は理系です。
当時 理系で流行っていたのは、工学部の機械・建築・電気学科でした。

情報学科が ようやくでき始めた頃です。
それと、私の大学の花形は 原子力学科でした。

いずれも、ものづくり・製造業に関する領域です。

理学部の数学科・物理学科は、就職先がないと言われていたものです。

では、今はどうでしょうか?

30年で変化が起こると言われていますが、まさにその通りです。

私は、工学部を出て 製造業の自動車会社に勤めました。
当時は、製造業に就職するのが 理系の典型的なパターンです。

就職したのは、1986年。
一気に日本の製造業が 世界を席巻する時代でした。

では、今はどうでしょうか?

時代は、サービス業。
とりわけデジタルに シフトしています。

やはり30年で変化は起きているのです。

今は さらに変化のスピードは上がっていて、10年サイクルと言われています。

だとしたら、10年単位で自分自身をアップデータする必要があります。

一方で、社会の課題は 複雑化しています。

私が就職した頃は、大会社でも 一匹狼的な働き方ができました。
要は、ひとりの裁量権が大きかったのです。

経済は右肩あがり。
組織も 当時はとてもシンプル、意思決定も 早い環境です。

そして、ある問題を解決すれば 必ず効果を出すことができていたのです。

では、今はどうでしょうか?

複雑な問題を解決するには、ひとりでは限界があります。

個人の力を結集して 皆で協力しながら解決する必要があります。

もっとも この傾向は だいぶ以前からあって、チーム・プロジェクトで問題を解決することが 普通になってきていると思います。

私が、プロジェクトリーダーとして働き始めたのも 20年以上も前からです。

だとしたら、チームで力を発揮できることが必要ですよね。

以上をまとめると、冒頭であげた以下2つが大切だと思います。

  • 変化を取り込み 個人の力を磨くこと・アップデートすること
  • チームで解決する力を身につけること

今回は、「個人の力を磨く」ために 自分自身のプロジェクトとして実践する方法について 以下紹介したいと思います。

変化を取り込み 個人の力を磨くには

自己投資するしか方法はありません。

会社の教育だけに頼っていては、差別化することはできないです。

ここでもビジネスの手法は、有効です。

現状を見える化し、将来必要な能力を洞察し、マイプロジェクト として実践する
組織で行うプロジェクトの実践と全く同じです。

以下、3つの分解して紹介します。

現状の見える化

最初に考えると良いポイントは、以下だと思います。

会社だけで通用する能力になっていませんか?

客観的に自分自身を見つめてみましょう。

そして、人に聞くことも大切です

聞く相手は、同じ組織の人だけでは 同じ価値観になってしまいます。
社内であれば他部署、できれば利害関係のない社外の方が良いです。

他には、女性の意見を聞くと良いです。
私の経験上、彼女たちは 常日頃からとてもよく観察しています。

信頼関係があれば、的確なアドバイスをもらえます。
ダメ出しも含めてです。

私自身は、プロジェクトリーダーという職務をしていました。

プロジェクトリーダーに必要な能力を自分なりに考え、常に現状を見える化してきました。

自分自身のことです。
状況を把握すれば、対策を考えるものなのです

将来必要な能力の洞察

将来必要な能力は なんでしょうか?

これは とても難しい問題ですよね。
前述したように30年、今では10年単位ぐらいで変化します。

結局は、自分自身で考え抜くしかないと思います。

例えば、AIを考えた場合 以下3つに分類されますよね。

  1. AIを作る人
  2. AIを使う人
  3. AIに使われる人

①は専門分野の選択であり、後からの挽回は難しいと思います。

でも、②は いつでも能力を磨くことはできますよね。

私自身の事例で言えば、デジタル化プロジェクトを実践したことです。
デジタル化は、プロジェクトリーダーとしての初期から取り上げています。

デジタルで事業改革ができる人材が必要とされる時代になる という洞察からです。

私は、システム屋ではありません。
でも、システム部門との架け橋になることはできるのです。

そのために必要な能力として、このブログで取り上げている3つのビジネス手法を磨いてきました。

また、大きい企業であれば 別組織の人と交流することです。

組織が異なれば、風土も文化も違います。
抱えている課題も異なります。

社外へ出て 異なる分野の人と交流することで、洞察力を磨くことができます。

私はプロジェクトリーダーという立場から、他のプロジェクトとの交流が結構ありました。
社内・社外含めてです。

気づきを得る絶好の機会だったと実感しています。

最後に 本質的な投げかけです。

自分自身がなりたい姿は なんでしょうか?

自分自身の信条・価値観は 自分自身にしかわかりません。

自分にとってなりたい姿が 目標だと思います。

目標が決まれば、達成するために必要なものが見えてきますよね。

自分自身を見つめて、必要な能力を洞察しましょう

マイプロジェクト として実践

何を磨くのかが決まれば、あとは自分自身のプロジェクトとして実践することです。

目標・計画を決め、日々実践することです。
そして、進捗を管理します

私自身の現在の事例で言えば、月10冊以上は 書籍を読んでいます。
最先端のビジネスに触れていることを 実践しています。

忘れないようにメモ書きも残しています。
また、ビジネスネタ帳にアイデアを書き留めています。

実践・継続することが もっとも重要です
まさに、マイプロジェクトですよね。

それと 自分自身をマネジメントできること、チーム力を発揮するための前提でもあります。

また、変化は10年単位で起きます。
必要な能力が何か 常にアップデートすることも大切です

まとめ

これから必要とされる能力として、以下2つを取り上げました。

  • 変化を取り込み 個人の力を磨くこと・アップデートすること
  • チームで解決する力を身につけること

そして、今回は「個人の力を磨く」ために 自分自身のプロジェクトとして実践する方法について取り上げました。

個人の力を磨くには、自己投資するしかありません。

そして、ビジネスの手法は 個人にも適用できます。

現状を見える化し、将来必要な能力を洞察し、マイプロジェクト として実践する。
組織で行うプロジェクトの実践と全く同じです。

そして、以下3つに分類して 紹介しました。

  • 現状の見える化
  • 将来必要な能力の洞察
  • マイプロジェクト として実践

また、変化は10年単位で起きます。

必要な能力が何か 常にアップデートすることも大切だと思います。


先ずは、始めることが 最も重要です。

自分の未来は、自分で変えることができる」と 強い信念を持つことだと思います。