問題解決手法を鍛える!アウトプットを習慣化しよう

問題解決手法は、ビジネスの基本です。

そもそもビジネスは、問題解決だからです。

多くの企業で、研修として問題解決手法は取り上げられていると思います。

それだけ仕事を行う上で、重要な知識・ノウハウだと考えられているからです。

私が勤務していた元会社は、書籍にもなっているほど問題解決では有名です。

当然、社員教育の中核になっています。

新入社員の頃からマネージャー職になるまで、何度も研修があります。

それだけではなく、実際の仕事の場でも 当然のごとく使われています。

報告資料から稟議資料に至るまで 説明資料のほとんどで、フォーマットは違っていても 考え方・作成方法は 利用されています。

人間 これだけ実践すれば、頭に染みつきますよね。

説明用だけではなくて、普段の仕事でも 普通に思考するようになるのです。

習慣化そのものです。

今回は、問題解決力を鍛えるために重要な アウトプットについて 3つ紹介したいと思います。

アウトプットの機会をとにかく増やす

普通は、社員研修の機会に アウトプットがあると思います。

問題解決ステップにそって、資料を作成して発表するですよね。

社員研修としては、新入社員から数年経った頃・中堅社員になった頃・マネージャー職になった頃 多くて3回ぐらいかなと思います。

研修って、終わった後から使うために実施するものです。

研修だけの回数では、身につくことはありません。

私がいた元会社では、研修以外に年1回以上は 業務報告会などを制度でやっている部署もありました。

制度があれば、機会は増えます。

でも、必ずしもあるということはありません。

だったら、どうするのか。

少なくても自分の業務の問題点を説明したり、何かを提案したりする機会はありますよね。

そうした機会全てで、使ってみるのです。

アウトプットすることは、とても重要です。

問題解決ステップに合わせて、一番伝えたいことを端的に伝えるためのストーリーを考えますよね。

なぜ今必要か、どれぐらいの問題なのか、放置した場合の影響は?など 伝えることはいっぱいあります。

それを A4かA3ぐらいにまとめるのです。

こうした基本作業は、繰り返しが上達の1番の近道です。

とにかく機会を作って、繰り返しましょう。

フィードバックを受け、改善する

資料を作れば、説明をしますよね。

説明前に、言葉に出して練習しましょう。

問題解決のステップ毎に、そこで何を伝えたいのかを明確にするのです。

そして、全体のストーリーに論理的矛盾はないか・感情に訴えることができているかをチェックします。

ここまで準備できれば、本番の説明です。

説明すれば、何らかの結果は出ます。

承認や応援がある時もあれば、却下されることもあります。

ここで、良かった・失敗しただけで終わりにするのは もったいないです。

必ず相手から 何らかのフィードバックをもらいましょう

「問題はわかった。でも対策が。。。」 仕事の中身の問題です。

「そもそも問題がわからない」 資料の書き方かもしれません。

それと、説明のストーリーや説明の仕方を聞いてみることも オススメします。

会社の上司だけではなく先輩や同僚でも、建設的なフィードバックをしてくれるものです。

フィードバックを受ければ、改善点がわかります。

自分がどうしてもやりたいことであれば、修正し もう一度チャレンジしてみるのもありです。

新たなことへのチャレンジは、ブラッシュアップの繰り返しです。

問題解決の際、問題解決ステップで書くことを習慣化する

仕事をしていれば、問題解決の機会は 常にあると思います。

その際に、実際に問題解決のステップで書いてみるのです。

ホワイトボードでも、ノートやメモ帳でも構いません。

そして、書いては修正し 思考を整理していきます。

要は、説明する機会以上に アウトプットする機会を増やすことです。

繰り返し実践していれば、いずれ習慣化します。

習慣化すれば、上達は格段に早くなります。

そして、問題を構造的に捉える力が 身についていきます。

実際に書くことが 重要なポイントです。

人って頭の中で考えているだけでは、視点が狭くなっています。

書くことによって気づくこと、本当に多いのです。

まとめ

今回は、問題解決力を鍛えるために重要なアウトプットについて 3つ紹介しました。

  • アウトプットの機会をとにかく増やす
  • フィードバックを受け、改善する
  • 問題解決の際、問題解決ステップで書くことを習慣化する

私の元会社のように繰り返し問題解決をする機会がある環境にいれば、自然と鍛えられていきます。

それでも、自分自身で機会を作ることは やはり必要です。

そんな環境でなければ、自分自身で鍛えないと向上はできません。

アウトプットをいっぱい実践して 鍛えましょう。

そして、習慣化しましょう。