高齢の親がいる方に必見!お金を使い切ってしまう負のステップとは
あなたの親御さん、元気に生活しているでしょうか?
最近、歳を感じるようになったいう人もいると思います。
特に、お金の関係 気になりませんか?
どんどん平均寿命が伸びています。
必要なお金も 増えているんですよね。
私の母親は87歳。
持っていた財産を使い切ってしまい、今は 同居になりました。
そんな母親から お金を使い切ってしまう負のステップを見てきました。
今回、高齢の親がいる方に 紹介したいと思います。
あなたの親御さんを ぜひ観察してみてください。
尚、贅沢な生活をしているとか お金の使い方の話しではありません。
見たり、聞いたりで気づくステップです。
1.買い物の時に コインで払わない
要は、お札でしか買い物をしない です。
理由としては
- コイン入れに入っているコインが見えなくなってきている
- 口頭で金額を言われても、すぐ忘れてしまう
- レジの金額表示が見えない
- 会計を待たせるのが悪いと思って、コインを数えない
コインで払わなければ、お札がドンドン使われます。
一方、コイン入れは いっぱい。
そうすると、コインは重いので 財布から出しちゃうんですよね。
コインは貯まる一方で、お札は どんどんなくなる状況になります。
2.現金が一定額ないと 心配でしょうがない
上記の状況になると お札がいくらあるか、常に気にする生活になります。
また、買い物の際 合計金額がどれぐらいになっているのか 計算できなくなってきます。
もし、レジで不足していたらどうしよう。
こういう心理が 当然働きますよね。
なので、必要以上にお金を下ろしてしまうのです。
常に 財布の中のお札を気にするようになったら、この段階にいます。
3.どれだけ使っているのか わからなくなる
月に何回か下ろしていると、月にいくら使ったのかの感覚がなくなっていきます。
要は、徐々にお金の管理ができなくなっていくのです。
普通だと 残高みますよね。
でも、自分が使ったという感覚がないと どうやら残高を見なくなっていくようです。
また、ボケが始まっているのも 要因としてあります。
一度、残高聞いてみてください。
正確に答えることはできないと思います。
「まだ、あるよ。大丈夫」
多分、こんな返事だと思いますね。
一方で、これぐらいの段階になってくると 兆候が見えるようになってきます。
- 電話が止められる
- 電気が止められる
実際に、同居する3年前ぐらいから あった事件です。
これらは 口座振替ではなく、振り込みでした。
大体、この段階から 郵便物を見なくなるのです。
4.お金の引き出しができなくなる
通常、キャッシュカードで引き出ししますよね。
この暗証番号を 忘れるようになります。
実際に、3回作り直しをしました。
3回目以降は、ついていって一緒に下ろすようにしました。
要は、もう自分ひとりでは お金を引き出せなくなったのです。
この段階になれば、こちら側で お金の動きがわかります。
残高を見れば、いつお金がなくなるのかも 計算できますよね。
でも、ここまで進行してしまうと 本人に言っても直らないのです。
上記3つのステップを経て ずっと生活しています。
それに、ボケも加わっているので 自分をコントールできないのですよね。
結果として、計算通りにお金はなくなり 同居になった次第です。
同居した現在
生活費は、入れてもらっています。
一方で、ボケ防止のため 夕食以外は 自分でやることになっています。
なので、夕食以外の買い出しは 近くのスーパーに連れて行っています。
月に使った金額は、2万円弱。
一緒について行っているので、コインも使っています。
年金で 貯蓄が十分可能な状況です。
負のスパイラルに一旦なってしまうと、元に戻すのは 難しいものです。
まして 高齢になればなるほど、自分ではわからないので さらに悪くなる。
対策としては、次のステップへいく期間を 少しでも長くすることでしょうか。
私自身は、結果的には 同居という対策になりました。
では、自分にとっての対策は。。。
脳を いつまでも生き生きとさせておくことなんでしょうか。
たかがコイン。されどコイン。
コインを大切に ですね。