高齢の親の転居手続きを行ってデジタルデバイドを実感

私は現在、母親との同居の準備をしています。

母親は、86歳。要支援1、少し認知も弱くなっています。

昨日、本人を連れて 転居手続きを役所でやってきました。

通常は、こんな進め方ですよね。

まず 事前準備として

  • 役所のHPで必要な手続きを調べる
  • 持っていくものを調べる(介護保険証とか)
  • 現地の行き方を調べる

そして、当日 役所で手続きをする

私自身は、役所自体は 久しぶりに行きました。

昔のイメージと違って、結構効率化されています。

4窓口に行くことになったのですが、1時間ぐらいで終了。

20分ぐらいは 実際に話しをしていたので、待ち時間は 1窓口10分ぐらいです。

本人がいれば 代筆でもOKなので、書類書きもスムーズに。

イライラさせられることもなく、終了でした。

でも戻ってきて、大きな疑問が。

母親ひとりで手続きができたか?です。

賃貸マンションでは、インターネットに接続できません。

スマホは持っていますが、検索なんてできません。

役所のHPを見る手段がないのです。

では、役所に電話をする。

電話番号調べることができたでしょうか?

部屋にタウンページは置いてありましたが、調べるという発想ができたか疑問です。

現地に行けば、必要な手続きは教えてくれます。

でも、持ち物は?

持っていかなければ、やり直しですよね。

また、役所の所在地が変わっていました。

建て替え中で、交通機関の駅でいうと 3駅も離れたところでの臨時営業です。

これもHP・Google mapとかでしか 情報取れないですよね。

現地へ行って移転先を初めて知ることになっていたでしょう。

今の世の中、ネットを使うことができれば本当に便利ですよね。

簡単に調べることができて、手間もかかりません。

一方で それが前提の世界になってきています。

母親のように ネットを使えなければ、 ムダな時間とお金を使うことになります。

デジタルデバイドを実感した一日になりました。

若い世代の方は、全然実感がないと思います。

でも、高齢者にとっては 大きな問題なんですね。

それと、私自身がこういう状況になるかもしれません。 

  • 規則正しく健康に生きる
  • 刺激を受け続ける

改めて感じ・学んだことです。

もっとも、音声認識の技術が進化し もっと気軽に使える世の中になるでしょう。

それを享受できることも 楽しみのひとつです。