他部署からの相談を受けて自己資本を強化しよう

会社にいると 相談を受けることありますよね。

立場が上になるほど・経験が増えるほど 多くなってくると思います。

その時どうしていますか?

自分の部下・自部署からの相談は 受け付けますよね。
これは業務の範疇だから 当然だと思います。

一方で、他部署からの相談は あまり受け付けないということをやっていませんか?
特に、直接あなた自身に関係なさそうな案件の場合です。

担当外だから、忙しいから。
理由は簡単に作れますよね。

でも、これ断るのは とってももったいないのです。

私は、自分自身を進化させるチャンスを 自ら放棄していると思っています。

私は、会社時代には 全く異なる3部書で務めていました。

どの部署でも 本当に相談を受けることが多かったです。
特に 他部署からの相談が多く、まず最初に相談する人みたいな位置づけになっていました。

基本的に話しは聞きますし しかるべき対応はするので、口コミで広がっていったこともあります。
「誰々から私のことを聞いて電話しました」というケースも 多々ありました。

こうした私の経験から、「なぜ他部署からの相談を受けることが自己資本の強化につながるのか」について 3つ紹介したいと思います。

1.他部署の悩みを共有でき、考える力が向上する

業務はつながっています。
つながっているから、会社として機能するのです。

多くの場合、他部署の悩みは 自部署の悩みと共通しています。

例えば、こんなに苦労してデータを集めているであれば、自部署でも同じようなデータを苦労して集めていたりするものです。

これならば一緒に何かできるかもしれませんよね。

また、他部署だけが抱えている悩みの場合もあります。

自部署に当てはめてみると そこはどうなっているんだろう。

顕在化していないだけ?
こちらはうまく処理できているので、紹介ができる?

こうして、考える能力がつくのです。

電話での即答であれば、自部署の業務について ある程度知っていることが前提にはなります。

でも、即答する必要って 普通ないですよね。

わからないことは まず自分で調べるのです。

こうして、知識を増やすことができます

2.対策に関与することで問題解決能力が向上する

すべての案件に自らが関与することはありません。

自部署の他のメンバーが、メインのケースもあります。

それでも 橋渡しをしているので、ある程度 関与はできますよね。

関与していれば、どのように解決していったか過程・結果を知ることができます。

こうして事例が増えることにより、問題解決能力は向上します

私の場合は、異動したどの部署でも 全体を見ているような業務をしていました。

それ故 自分自身が先頭で解決するケースが多かったですし、それ以外でも深く関与はしていました。

なので、事例は いっぱい持っています。

あまりにも担当外であるケースは別ですが、ある程度 関与することをオススメします

事例って、たくさん持っていれば 応用が効きます。
但し、横展すれば良いものではないことは 忘れないでください。

3.自分だけのオンリー・ネットワークという財産ができる

繊維を持って一緒に問題解決を考えた他部署メンバーとは、信頼関係が生まれます。

たとえ解決に至らなかったとしても、努力した姿勢は残ります。

逆の立場になって考えてみれば、理解できると思います。

もし今後あなたの部署で問題が見つかった際、相談相手が増えることになります。

会社時代は、在籍している限り 社内ネットワークは あなたの貴重な財産になります

今まで以上に、大きい問題解決に挑むことができるようになるのです。

場合によれば、大きいプロジェクトに誘ってくれるかもしれません。

私の場合も、社内ネットワークにより 大きなプロジェクトを実践することができました。
いろいろなプロジェクトにも ご指名を受けました。

在籍中 自分のやりたいことができたのは、ネットワークのおかげです。

また、冒頭に記載したように 口コミでネットワークは 広がっていきます。

広がれば、さらに相談相手は増えますよね。

より良い方向へ循環していくのです。

それと仲間が増えること・一緒にやることは、とても楽しいですよ。

まとめ

今回は、「なぜ他部署からの相談を受けることが自己資本の強化につながるのか」について 3つ紹介しました。

  1. 他部署の悩みを共有でき、考える力が向上する
  2. 対策に関与することで問題解決能力が向上する
  3. 自分だけのオンリー・ネットワークという財産ができる

特に、社内ネットワークは在籍している限り あなたの貴重な財産になります。

あなた自身が会社でできることも 増えていきます。

他部署からの相談を受けて、自己資本・自分の可能性を広げましょう。

そして、ぜひ「自分のやりたいこと」を実践してください。