できない理由を挙げる人を大切に!有効に付き合い活用する方法とは
何か新しいことを始めようとしている時に できない理由をいっぱい挙げる人、身近にいませんか?
批判的・評論的な意見を言う人です。
あなた自身が、新しいアイデアを持っている または 実践しようとしているとします。
彼らと どう付き合っていますか?
- 反対勢力なので、近くには寄らない。避けて通る
- モチベーションが下がるので、話しをしないようにする
- 話しかけてきても、話題を変える
こうした姿勢、もったいないと思います。
できない理由をいっぱい挙げることができるのは、よく知っているからです。
しかも中途半端ではなく、本当によく知っているからです。
せっかくの知恵袋です。
有効に活用すべきだと思います。
今回は、私の経験から「できない理由を挙げる人との付き合い方・活用方法」について 紹介したいと思います。
実際に 私自身がアイデアをブラッシュアップする際に 実践してきた経験に基づきます。
できない理由を挙げる人と付き合うメリット
大体において、その部署のベテランクラスの人だと思います。
ほとんどの仕事をこなした経験がある人ですよね。
いろいろな失敗も 経験してきています。
また、成功体験も いっぱい持っています。
なので、自身の経験の延長線上で ものごとを捉えます。
新しいことって、自分自身の経験の枠外にありますよね。
なので、出会うと 本能的にとっさに自分を守ろうとしてしまうのだと思います。
で、できない理由を挙げるという行動を 取るのでしょう。
本当に潰してやろうと思って発言する人もいますが、ほとんどは悪気がない人だと思います。
教えてあげようと思って発言しているケースの方が多いと実感しています。
であれば、活用すべき人だと思いませんか?
一方で、できない理由を挙げる人の多くは 本当はやればできる人だと思っています。
それだけ多く気づくということは、解決策も多く挙げられるでしょう。
ただ 自らは行動しないだけだと思います。
とても残念ですが、人を変えることはできません。
でも、あなた自身を変えることはできます。
あえて教えてもらうこともできるのです。
できない理由を挙げる人との付き合い方
前述しましたが、できない理由を挙げることができる人 知恵袋です。
その人の経験とノウハウの結集なのです。
せっかくの知恵袋が身近にいるのです。
先ずは、ラッキーだと思うことです。
そして、できない理由を聞きましょう。
できれば 全部挙げてもらいましょう。
本当に新しいアイデアであれば、できない理由10以上は 普通に挙げてくれます。
できれば、あなた自身が考えている「できない理由」を新たな視点として話してみると良いです。
多分、そこを起点として さらに挙げてくれるものです。
そうすると「できない理由リスト」が出来上がります。
これは、貴重な経験・ノウハウに基づいたリストなのです。
私は、自身のアイデアをブラッシュアップする際に 時折 付き合ってもらっていました。
対象となるアイデアの領域によって、大体どの部署でも 一人はいるものです。
また、通常 年上ですよね。
後輩が わざわざできない理由を挙げる人に「できない理由」を教えに請いに行くのです。
話しはしてくれます。
飛び込んでみましょう。
私の経験では、喜んで話しをしてくれる人ばかりでした。
付き合う際の注意点は 以下3つです。
教えてもらう姿勢そのものです。
- 真摯に教えてもらうという姿勢で臨む
- 話している最中に反論しない
- できるだけ挙げてもらうように、いろいろな視点を提示する
できない理由を挙げる人、感謝すべき人だと思います。
避けて通るのではなく、教えていただきましょう。
また、何回か繰り返せば 信頼関係も生まれます。
最初はできないと言っていても、アイデアが進むにつれて 意外と後から助けてくれたりすることもあります。
できない理由を聞いて対策をしますよね。
要は、忠告を聞いていた ということです。
ある意味、できない理由を挙げる人も 仲間・同志になっているのです。
「できない理由リスト」の活用方法
新しいアイデアを実践しようと思っているぐらいです。
あなた自身でも できない理由を考えていると思います。
挙げたもらった「できない理由リスト」と比較してみましょう。
あなたの「できない理由」と同じかそれ以下であれば、アイデアは実践できますよね。
それらを踏まえて考えたアイデアになっているからです。
あなたの「できない理由」以外のできない理由 リストの中ににあるでしょうか?
もしそうであれば、その対策を考えれば良いのです。
それにより、成功の確率が高まります。
「できない理由リスト」は、成功のためのリストでもあるのです。
但し、ひとつ注意することがあります。
あまりにも重箱の隅を突くような「できない理由」に振り回されないことです。
アイデアの実践には、必ずリスクはあります。
取れるリスクの範囲内であれば、気にする必要はありません。
まとめ
あなたが、新しいアイデアを提案します。
必ず できない理由を挙げる人いますよね。
今回は、こうした人との付き合い方・活用方法について紹介しました。
実際に私自身がアイデアをブラッシュアップする際に 実践してきた経験に基づきます。
できない理由を挙げる人、実は知恵袋です。
身近にいる知恵袋から避けて通るのは もったいないと思います。
教えてもらいましょう。
できない理由をいっぱい挙げてもらうのです。
「できない理由リスト」を作成しましょう。
そして「できない理由リスト」をもとに、あなた自身の「できない理由」と比較しましょう。
あなた自身が気づいていないできない理由ないでしょうか?
あれば、対策を考えるのです。
成功の確率を高めることができます。
「できない理由リスト」は、成功のためのリストでもあるのです。