発想力爆上げ!シンプルにできる6つのアイデア発想法

発想力爆上げ!シンプルにできる6つのアイデア発想法

新しいビジネスのアイデアを出せ!

急に言われて、ポンと出てきますか?

また、テーマは自由で!

オィオィ、そこまで丸投げかよ。

こんな経験ありませんか?

確かに 理不尽な要求です。

でも、ビジネス・アイデアは 必要ですよね。

それ以上に、あなたが考えたアイデアが 育っていくのは ワクワクしませんか?

私の場合は、自分で考えたビジネス・アイデアを 自ら実践してきた経歴があります。

新しいブランド企画・新しいビジネスモデル。

当然、いろいろなアイデアを出すための思考法も活用しています。

アイデア思考法って、基本は 視点なんですよね。

今回は、私が使っていた「シンプルにできる6つのアイデア思考法」について紹介したいと思います。

アイデア発想法の基本とは?

発想力を高めるポイント

発想力を高めるには、柔軟な思考を持つことが重要ですよね。

普段から「アイデア発想法」の手法を意識し、多くの視点から物事を考える習慣をつけることです。

また、好奇心を元に 新しい情報を取り入れることも大切です。

例えば、有名な水平思考では、既存の前提を疑いながら 多角的に問題を捉える姿勢が 発想力の鍛錬に役立つとされていますよね。

要は、視点の多さということです。

直感思考と論理思考のバランス

効果的なアイデア発想には、直感的なひらめきと それを裏付ける論理的な整理の両方が必要です。

直感思考は 新しいアイデアを導き出す際に力を発揮しますが、論理的な思考でそれを現実的な形に落とし込むことが重要です。

この2つをバランスよく使うことで、革新的で実行可能なアイデアが生まれやすくなります。

ただし、まずは「直感的なひらめき」を大切にしましょう。

具体化するにも、「直感的なひらめき」はあるからです。

「固定観念」を打破する必要性

新しいアイデアを生み出すためには、「固定観念」を打破することが必要不可欠です。

私たちは日常の習慣や常識に縛られがちですが、その枠を超える発想こそが革新につながります。

例えば、アイスクリームの紙カップの問題を固定観念の外から考えることで、食べられるコーンの素材が解決策として浮かび上がります。

このように、視点を変えることが発想の鍵となります。

なぜ複数の方法が有効なのか

アイデア発想には 1つの手法に頼るのではなく、複数の方法を試すことが有効です。

異なる手法は、異なる視点や思考プロセスを提供してくれます。

例えば、ブレインストーミングでは自由な発想を促し、オズボーンのチェックリストでは視点を具体的に変えることができます。

多様な方法を使い分けることで、幅広いアイデアを効率的に生み出すことができます。

実際に、私も2〜3手法を併用しています。

実践的な6つのアイデア発想法

希望点列挙法:理想を具現化する

希望点列挙法は、理想の状態をすべて挙げて それを実現する方法を考える発想法です。

私の言葉にすれば、「コンセプト思考」「ビジョン設定型問題解決」です。

この方法を使えば、とにかく理想像を具体化し それに近づくための一歩を明確にできます。

例えば、アイスクリーム販売における理想を「ゴミが出ない」「安くて美味しい」「手軽に食べられる」と設定すると、それを達成するための現実的な手段を考えられるようになります。

このように理想から発想を広げることで、実現可能な解決策に近づけるのがこの方法の強みです。

特に、仕事やプライベートで疑問に思ったことを「問い」にする時に有効です。

疑問の裏には、理想像があるからです。

KJ法を使ったアイデアの整理

KJ法は、多量の情報やアイデアを整理し ビジョンを構築するための手法です。

まずアイデアを付箋やカードに書き出し、それらをテーマごとに分類していきます。

次に、関連性を見つけてグループ化し、全体を俯瞰します。

このプロセスにより、隠れたパターンやコンセプトが浮かび上がることがあります。

KJ法は特に、チームでアイデアを生み出し整理する際に効果的です。

このようにアイデア出しにも利用できるのですが、まずは 問題点の整理に使うのがオススメです。

問題点をグループ化し、全体を俯瞰します。

そして、問題を体系的・構造的に理解します。

その後、対策アイデアとして再度活用することによって 焦点を絞ることができます。

尚、KJ法によるグルーピングは 複数の視点でやると 新たな発見につながることがあります。

最低でも、別々の3人が主導権を持って(3つの視点)やることをオススメします。

オズボーンのチェックリスト:新しい視点を得る

オズボーンのチェックリストは、定められた9つの視点でアイデアを探る発想法です。

「転用」「変更」「逆転」などの具体的なテーマをもとに考えることで、発想が広がりやすくなります。

要は、強制的に視点を変えるということです。

例えば、遊園地でのゴミ問題を解決する際、「紙カップを食べられるコーンに代用する」というアイデアは、この手法の「代用」という視点から得られる典型的な例です。

この発想法を活用すれば、多様な課題に対して具体的かつ効果的な解決策を見つけられると思います。

特に、「転用」は注目すべきです。

新しいアイデアは、古いアイデアの掛け合わせであることが多いからです。

属性列挙法:アイデアの「ヒント」を発見

属性列挙法は、対象の特性や要素を細分化し それぞれの属性を変えることで新しいアイデアを発想する手法です。

たとえば、アイスクリームを紙カップで提供する現状を属性列挙法で分解すると、「容器の素材」「提供方法」「スプーンの形状」などの要素が挙げられます。

ゴミ問題を考慮して「容器の素材を食べられるものに変更する」という案が出てくるのも、この手法の一例です。

製品・サービスには、必ず提供する価値があります。

提供する価値と属性を同時に考えながら、ヒントを得る方法になります。

シックスハット法:多角的な視点の活用

シックスハット法は、人間の思考を6色の帽子に分け、それぞれの視点からアイデアを出す方法です。

例えば、白色の帽子では客観的なデータに基づく発想を、緑色の帽子では自由な創造性を促す考えを行います。

この手法の利点は、参加者全員が役割を持つことで「視点」を切り替え、同じ問題に対して異なる思考を引き出せることです。

遊園地の例で言えば、赤色の帽子で「アイスが大好きという気持ち」を軸に提案し、次に黄色の帽子で「ポジティブな結果」を導くアイデアを練るといった流れになります。

この手法の弱点は、人によって思考法に特徴があることです。

自由な創造性がある人が 客観的なデータに基づく発想をすることはできません。

なので、私の場合は ひとりで役柄を分けてやっていました。

あくまで多角的な視点ということがポイントです。

また、特に「赤色ハット」を用いて 主観的な直感や感情も考慮に入れることが大切だと思います。

なぜなら、現在は「共感」の時代だからです。

ブレインストーミング:創造の基礎

ブレインストーミングは、複数人で自由に意見を出し合い 多様なアイデアを引き出すための発想法です。

この方法のポイントは、アイデアを批判せず、とにかく多くの意見を出し切ることにあります。

例えば、問題解決の場面で「視点」を変える役割を持つ参加者がいると、新たな着想が得られやすくなります。

アイスクリームの提供方法の改善を考える際に「材料を変えたらどうなるか」などの別視点の提案が出ることで、柔軟に新しい解決案を導き出せる可能性があります。

ただし、人によって得手・不得手があります。

アイデア出しが得意な人を集めて実施することをオススメします。

また、まず一人でアイデアを深めた後に グループで意見交換を行うのも オススメです。

ある程度テーマの焦点を絞った方が、深いアイデア出しにつながる可能性が高いです。

まとめ

今回は、「アイデア出しに活用する6つの発想法」について紹介しました。

いずれも実際に私が活用していた思考法です。

同じアイデア発想法でも、問題の種類に合わせて柔軟に適用することで思わぬ成果が生まれることがあります。

また、個人とグループ双方での活用を適切に切り替えることで、より説得力のあるアイデアが浮かび上がることもあります。

ツールは使ってこそ価値を生みます。

あなたも、試してみてはいかがでしょうか?

さて、アイデア発想法も重要ですが、それを実際に実現していくことは もっと重要です。

以下の記事では「アジャイルで」を紹介していますので、こちらも併せて読んでみてください。