FP資格を取得して実感!資産運用のコツは自己投資と長期視点
(2022/5/24 更新しました)
ファイナンス(お金)のこと、考えていますか?
何ごともそうですが、勉強した者に利はやってきます。
ファイナンスに関する知識も同じ、自己投資必要です。
そして、知識を知恵(創意工夫)にすることです。
今回は、私自身の定年退職後の体験とFP資格を取得して実感したことをもとに 資産運用について紹介したいと思います。
私自身の失敗談
あなたの定年退職時点で 手持ちのお金 どうなっているでしょうか?
ほとんどの人は 漠然としか考えていないと思います。
年金とか退職金ぐらいでしょうか?
私の場合も、そうでした。
証券会社に 特定口座は持っていました。
小遣い稼ぎぐらいで株の売買をしており、運用するという考えは全くありませんでした。
ほとんど放置です。
一方で、退職すると まとまったお金が必要になります。
前年の所得に対して 市民税が徴収されます。
任意継続健康保険も同じです。
退職金から払うとなると、実は とてもきついのです。
基本手当(失業手当)があるじゃないかと思われるかもしれません。
でも基本手当のほとんどは、市民税で取られてしまいます。
要は、「退職金の運用から始めよう!」では 正直遅いのです。
こうした経験もあって、原因究明(反省)含めて取得したのが FPの資格でした。
私にとっては後の祭りなのですが、学習して実感したことは 話すことができます。
先ずは現実を知ること
先ずは、「見える化」現実を知るのが 最初の一歩です。
現実がわかれば、対策はできますよね。
今の世の中 先が読めないとは思います。
確かに 未来は現在の延長線上にはありません。
ただ、今の延長線上でのシミュレーションをすることはできます。
収入・支出・資産(残金)の関係です。
Excelで 普通に計算できますよね。
数式を入れてドラッグすれば、何年先でも数値は出ます。
シミュレーション結果 見つめてください。
普通の給与所得者の場合 多分 結果は「えっ」だと思います。
現実を見つめましょう。
そして、対策を考えるのです。
私自身も定年退職後からになるのですが、シミュレーションしてみました。
何の収入もない最悪のケースでのシミュレーションもしています。
そして、運用の成果との比較をしています。
ベースラインがないと 状況の把握もできないですよね。
運用を学習し実践する
少しだけファイナンシャルプランナーについて、説明します。
税金・保険・不動産・年金などのファイナンスに関する豊富な知識と広い視野を持って
資産設計の提案ができる人材。国家検定です。
試験範囲(専門知識)は 以下です。
- ライフプランニングと資金計画(年金など社会保障)
- リスク管理(保険関係)
- 金融資産運用
- タックスプランニング(所得税関係)
- 不動産
- 相続・事業承継(相続税・贈与税関係)
ファイナンス(お金の話し)に関しては、ほぼ網羅していますよね。
生活する上で、多いに関わっている分野です。
これだけ生活の関わっているものを ほとんど知らない。
確かに 教えてもらう機会ないですよね。
ようやく日本でも、学習要領が変更されました。
但し、それ以前の人は 自分で勉強しないといけません。
勉強した者に 利はやってきます。
ぜひ、知識を身に付けて欲しいと思います。
また、実際にやらないと 実感はできないものです。
やはり経験から得る創意工夫が 大切だと思います。
今回は、学習方法を3つ紹介したいと思います。
- FP書籍(受験書籍)を読む
- ユーチューブで関連動画を見る
- 書籍を読み漁る
以下 順に紹介します。
FP書籍(受験書籍)を読む
FPは 投資の専門家ではありません。
ただ、生活に必要な「お金の勉強」にはなります。
FP関連書籍を読んでも良いのですが、せっかくならば FP2級の資格も取ったら と思います。
資格試験は、体系的に知識を得る一番の方法です。
それと 何ごとも目標がある方が 前に進みますよね。
通信講座ならば、6万前後で勉強できます。
教育訓練給付制度の対象になる講座もあるので、対象者ならば20%戻ってきます。
それと、AFP認定研修が必要なのですが、通信教育ならば それもコミです。
250時間ぐらいの学習で 合格レベルにはなると思います。
ちなみに、私は 9割以上得点しています。(合格ラインは6割以上です)
ユーチューブで関連動画を見る
一杯 動画がありますよね。
ハウツーものは、ユーチューブ 役に立ちます。
視覚と聴覚を同時に使うので、理解も早いと思います。
但し、体系的に知識を得るという意味では 劣ります。
ネット系って、どうしても興味のある分野に 集中してしまいますよね。
書籍を読み漁る
株式投資・投資信託・FXなど資産運用の書籍はいっぱい出ています。
相続関係もありますよね。
書籍の場合は、具体事例が多く記載されています。
但し、○○方式とか著者のテクニック紹介である場合が ほとんどです。
あくまで参考として読む必要があると思います。
リスクのある投資は、勝つ人分 負ける人がいることをお忘れなく。
運用は長期視点で考える
資産運用は、基本的に複利で考えます。
複利というのは、元金+利益に対して、運用利率が掛けられるというものです。
例えば、ある年1,000円で 50円利益があったら(運用利率 1.05)、その次年は 同じ運用利率ならば 1,050円に運用利率1.05を掛けるということです。
つまり、約1,100円です。
要するに、増やしていくには 年数(期間)が必要ということです。
当然、元本割れするリスクはあるので 一概には言えません。
ただ、過去から現時点までは 運用年数には大きな意味がありました。
退職金から始めていては 年数が稼げないのです。
私自身の場合、毎年少額であっても 年数があれば 全く違う状況だったと思います。
無知とは、怖いものなのです。
今は 政府も後押ししてくれています。
NISAとかiDeCoで 税制優遇も受けられます。
それ以外にも いろいろな手段増えていますよね。
以前よりも ハードルが下がっていると思います、
学習して年数を稼ぎましょう。
一方で、短期の結果で 一喜一憂しないことです。
リスクのある運用の場合、ある程度まとまった金額になると1日で結構変動します。
でも、こんなことで凹んでいても あまり意味ないですよね。
あくまでも、その日の断面にすぎないと割り切ることだと思います。
長期視点で考えることが やはり大切なんだと思います。
まとめ
自己研鑽のススメとして「お金の話し」を取り上げました。
今回は、私自身の定年退職後の体験とFP資格を取得して実感したことをもとに 資産運用について紹介しました。
資産運用は、長期視点で考えることが大切だと思います。
そして、先ずは現状を把握しましょう。
シミュレーションをすることです。
現実がわかれば、対策を考えると思います。
対策には、知識が必要ですよね。
ファイナンス知識に関する自己投資をしましょう。
今は、学習する手段が いくつもあります。
何ごともそうですが、学習した者に やはり利はやってきます。
将来の年金・インフレリスク、不安になる要素は たくさんあります。
人生100年時代、長寿によるリスクも考えられます。
また、これからは 個人の時代です。
個人の時代=自己責任の時代でもあります。
益々、必要な知識なのではないでしょうか?